日本農薬RCR2017
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2) マネジメントシステム 当社グループでは以下のマネジメントシステムの認証・認定を取得し、業務の継続的な改善を図っています。規格名会社名(対象事業所)ISO9001(品質マネジメントシステム)ニチノーサービス(福島、鹿島、大阪*、佐賀事業所)Hyderabad ChemicalNectar Crop SciencesSipcam Nichino BrasilISO14001(環境マネジメントシステム)ニチノーサービス(福島、鹿島、佐賀事業所)Hyderabad ChemicalNectar Crop SciencesSipcam Nichino BrasilOHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)ニチノーサービスHyderabad Chemical(Balanagar)Nectar Crop Sciences(Humnabad)Sipcam Nichino BrasilISO17025(試験所・校正機関の能力に関する一般要求事項)日本エコテック(大阪分析センター)*ニチノーサービス大阪事業所は、2016年7月まで3) 2016年度の活動概要 レスポンシブル・ケア中期目標及び中期経営計画(AGG2018)の初年度の活動として積極的に取り組みました。活動項目2016年度掲載頁主な取り組み課題実績評価*1共通1. OHSAS18001の認証取得(ニチノーサービス) 2. アグリマートとのレスポンシブル・ケア推進合意書締結3. 海外拠点へのレスポンシブル・ケア関連の情報提供1. ニチノーサービス全社でOHSAS18001認証を取得(2015年12月)。また日本エコテックでISO17025(試験施設)の手法を展開。2. アグリマートとレスポンシブル・ケア推進合意書を締結(2015年10月)。3. レスポンシブル・ケア世界憲章と日本農薬グループレスポンシブル・ケア中期目標を海外関係会社に周知。☀10~12環境保全1. 省エネルギーの推進 エネルギー消費原単位*2の年1%以上の低減と環境格付けコミットメント(-3%)達成を目指したCO2排出量削減2. 環境省「Fun to Share」への全グループ会社の登録3. ゼロエミッション*3の維持・拡大4. グリーン購入率*4 95%以上、購入金額の定量化5. グリーン調達の新基準策定6. Locavore*5活動の展開1. 原単位は日本農薬が0.9%低減、ニチノーサービスでは4.0%低減。 CO2排出量は2013年比で日本農薬、ニチノーサービス合計で11.5%削減。2. 登録予定14社中、登録宣言案を8事業所で策定済。3. ニチノーサービス佐賀で10年以上連続、福島は3年連続達成。鹿島、大阪は未達成。4. 国内グループ全社に展開、グリーン購入率97%で目標達成。5. グリーン調達の新基準を策定(2016年5月)。本年度のグリーン調達率:92%6. 「お鍋の回数アンケート」、「家庭でできる省エネアンケート」*6を継続実施。☁13~16労働安全衛生/保安防災1. 労働・通勤途上の交通事故ゼロ達成、休業災害ゼロ継続2. 生産設備の重大事故ゼロ継続3. 改正労働安全衛生法に対応したリスクアセスメントの実施1. 国内グループ全社の業務車にドライブレコーダーを設置。自動車事故ゼロは未達成(33件)。休業災害2件(内1件は協力会社)。2. 生産設備の重大事故ゼロを継続達成。3. グループ各社・事業所に化学物質のリスクアセスメント手法を情報提供。各事業所でリスクアセスメント実施。☂17~19物流安全1. 物流の重大事故(飛散・流出)ゼロ継続2. 業者を交えた物流会議の充実1. 重大事故(飛散・流出)ゼロを継続達成。2. 日本農薬SCM部及びニチノーサービス各事業所が物流業者との情報交換会を実施。業者にイエローカード、ホワイトカードで製品安全情報の提供を継続。☀20化学品・製品安全1. 環境・安全配慮製品の開発と環境・安全に配慮した野外試験推進2. 化学物質安全情報の一元管理化と国内外関係先への適切な提供3. 製品の品質向上及び管理の徹底1. 小規模野外試験の監査を実施。2. 国内外関係先へSDS*7等の環境・安全情報を提供。SDSのGHS化を推進。3. ニチノーサービス鹿島でGMP*8対応に注力。 補助成分にNPE*9を含まない製品7剤発売、既存製品のNPE代替化を検討。☀20~22社会との対話1. CSR報告に向けたレスポンシブル・ケアレポートの作成2. 地域社会と交流及び連携した事業所周辺環境の整備3. 農薬工業会JCPA VISION2025に向けた活動への参画と推進1. CSRレポート化を睨んだ記事を含め3月発行。2. 各事業所で地域活動に参加。3. 農薬工業会幹事会社として委員会活動に参加。コンプライアンス確保と農薬の適正使用に向けた啓発を実施。☀23~25*1 実績の評価 ☀:達成、☁:一部達成、☂:未達成*2 エネルギー消費効率を示す指標で、総合研究所では業務量を加味して換算した面積当たりのエネルギー消費量、ニチノーサービスでは大阪事業所以外は換算した生産量当たりのエネルギー消費量、大阪事業所は延床面積当たりのエネルギー消費量から対前年度比を計算し、エネルギーの使用の合理化等に関する法律の届出の計算法変更に従って合成評価したもの。*3 廃棄物最終処分量が発生量の1%以下であること。*4 グリーン購入率=(グリーン商品購入金額)/(総購入金額)×100*5 Local(地元)にvore(~食べる動物)という接尾語を付けた「その土地のものを食べる人」という意味をもつ合成語でこれに地産地消と国産農水産物の消費拡大を加え、CO2の削減にもつながる活動。*6 一般財団法人 省エネルギーセンターの「家庭の省エネ大辞典(2012年度版)」のライフスタイルチェック25に独自の項目を加えたもの。*7 Safety Data Sheet*8 Good Manufacturing Practice:医薬品医療機器等法に基づいて厚生労働大臣が定めた、医薬品等の製造管理及び品質管理の基準。*9 polyoxyethylene nonylphenyl ether:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルコーポレートガバナンスとレスポンシブル・ケアレスポンシブル・ケア レポート201711

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