日本農薬RCR2017
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5) 化管法*1対象物質の排出量・移動量(集計期間:2015年4月~2016年3月)(1)排出量*2 上位6物質で全体の9割を占めています。排出量は総合研究所とニチノーサービス鹿島事業所での増加により、全体では前年に比べて2.1%増加しましたが、低いレベルで推移しています。(2)移動量*3 廃棄品の処分等により、移動量は前年より12.5%増加しました。 なお、本年は新たに日本エコテック福島及び大阪分析センターが届出対象となり、ニチノーサービス大阪事業所は届出対象外となりましたので集計範囲を変更しました。環境会計31) 環境保全コスト 省エネ機器への更新及び新製品開発に伴う設備等の投資額合計は255百万円(前年度比31.2%減)でした。一方、人件費・設備維持費等の費用額*1合計は737百万円(前年度比3.4%減)でした。その内、491百万円(費用の67%)は製品の研究開発において環境保全に支出した費用です。 環境保全は企業の最も重要な社会的責任の一つであり、今後も投資及び費用支出を継続していきます。環境保全コスト単位:百万円分類主な取り組みの内容投資額費用額1.事業エリア内コスト(1)公害防止コスト大気汚染、水質汚濁、悪臭等防止等13( -1)*2126(-17)(2)地球環境保全コスト省エネルギーによる温暖化防止33( -50)0(3)資源循環コスト産業廃棄物、一般廃棄物処分等207107( -3)2.上・下流コストエコ原料への切替コスト等003.管理活動コスト研究所・事業所周辺の緑化、環境負荷監視等012( +2)4.研究開発コスト環境保全に資する製品等の研究開発2( -65)491( -8)5.社会活動コスト環境保全を行う団体等に対する寄付、支援006.環境損傷対応コスト汚染物質の回収費等00合 計255(-116)737(-26)*1 費用額:環境対策に利用された設備の維持管理費及びその他環境対策に関連する人件費等(減価償却費を含む)。*2 ( )内は対前年度の増減額で、同額の場合は記載せず。*1 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」の略称。*2 排出量:大気・公共用水・土壌への排出、埋立の量。*3 移動量: 下水道への移動、産業廃棄物処理業者への処分委託等(製品としての出荷分は除く)の量。*4 農薬の原体*5 オキシン銅*6 いずれも0.1kg以下。排出量・移動量:多いもの上位10物質排出量移動量順位物質名(kg)順位物質名(t)今期前期今期前期11ノルマル-ヘキサン 79.011クロロベンゼン21.223トリエチルアミン 28.026有機銅*4,*5 5.832キシレン 22.732キシレン 5.044エチルベンゼン 11.143ノルマル-ヘキサン 3.5551,2-ジクロロエタン 11.058アセトニトリル 3.367ブプロフェジン*4 6.764エチルベンゼン 2.376ヒドラジン 4.475亜鉛の水溶性化合物 1.688アセトニトリル 3.789イソプロチオラン*4 0.699ベンジル=クロリド(塩化ベンジル) 1.897ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル 0.61010イソプロチオラン*4 1.61010フルトラニル*4 0.6その他*6 5.3その他 3.3合計175.3合計47.8排出量移動量年(前年4月~当年3月)201120122013201420152016移動量(t)排出量(t)2.01.51.00.50.0806040200化管法対象物質の排出量・移動量0.24 0.19 0.17 0.18 0.17 0.18 68 55 49 50 43 48 環境保全レスポンシブル・ケア レポート201715

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