日本農薬RCR2017
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5) 休業強度率*1と無災害記録*2 残念ながらニチノーサービスで休業災害が1件発生しました。また、不休災害は国内グループ全体で6件(前年度4件)となりました。総合研究所とニチノーサービスの合計の休業強度率は製造業及び化学工業の平均値を下回る水準で推移しておりますが、ゼロを目指し今後も労働災害の未然防止に努めます。保安防災21) 震災への対応 日本農薬本社では首都圏における直下型地震を想定し、本社と各事業所間でスムーズな連携ができるよう訓練を行いました。緊急事態対策総本部の設置や機能、役割の確認、安否確認システムをテストし、システムの有効性を確認しました(2016年9月1日)。2) リスクアセスメント手法の共有化 総合研究所及びニチノーサービスで「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」(平成27年度厚生労働省)を確認し、本指針に基づくリスクアセスメントを推進しています。3) 設備の安全管理 設備・機器等のリスクアセスメントや各種の法定点検等を計画的に実施しました。また、排水について自主管理値を設定して監視し、基準値超過の防止に努めています。これらの結果、重大な設備事故や農薬等の漏洩事故、重大な水質事故等はありませんでした。4) 緊急時対応訓練 各事業所では緊急時対応訓練を行っています。 次頁にトピックスを紹介します。*1 労働災害の重篤度を表す尺度で、{労働損失日数/延労働時間(千時間当たり)}で算出。*2 休業災害が発生していない日数、労働時間の記録。*3 2013年度は相手方100%責任による交通事故が1件発生。*4 平成27年労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び総合工事業調査)の概況(平成28年4月26日:厚生労働省)より引用。*5 2016年8月以降のニチノーサービス佐賀事業所大阪保管・配送グループの実績値を含む。無災害記録事業所延べ日数延べ時間(千時間)総合研究所2,255 1,763 ニチノーサービス福島事業所 977 278 鹿島事業所1,201 277 大阪事業所5,297*5 942*5佐賀事業所6,210 2,588 000.003*30.0360.006休業強度率201220132014201520160.300.250.200.150.100.050.00(年度)総合研究所+二チノーサービス4事業所化学工業*4製造業*4休業強度率の推移避難・消防訓練(本社 2016年5月22日)大規模災害訓練(総合研究所 2015年10月23日)労働安全衛生、保安防災RESPONSIBLE CARE REPORT 201718

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