日本農薬RCR2017
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3) 事業所周辺の環境保全①ふくろうの巣箱 河内長野市の森林保全ボランティア団体トモロスおよび日本バードレスキュー協会が市の公益活動支援を受けて、河内長野ふくろうの森プロジェクト「河内長野ふくろうの森大作戦」と銘打った環境活動をしており、その活動の一環として当該プロジェクトが巣箱を総合研究所内の雑木林に設置しました。設置2年目となりますが、鳴き声は聞こえるものの中々入居者が現れないため、少し場所を変えて様子を見ています。今後も設置を続けふくろうが観察できる日を楽しみにしています。ふくろうの巣箱(総合研究所 2015年10月28日)②近隣水利組合の水路清掃への協力 水田試験でお世話になっている総合研究所近隣の水利組合の水路清掃を年1回お手伝いしています。日曜日の早朝、総合研究所と河内長野センターの有志が集まって、手袋、長靴、鍬等の道具を準備し、水利組合の方々と一緒に、ため池から農地までの長い水路に溜まったゴミや泥を取ったり、草を抜いたりします。今回は天候に問題は無かったのですが、雨が降ると合羽を着ての作業となり大変です。ただ作業が終了すると、達成感と気持ちのいい疲労感を味わうことができ、「いい汗かいたな」と笑ってお互いの労をねぎらえる良い機会でもあります。4) 社会貢献①農業大学校への奨学金制度と勉強会の開催 当社は2008年度の日本農薬創立80周年を契機に「ニチノー奨学金制度」をスタートさせ、今年で10年目を迎えます。毎年、全国9校の農業大学校の学生に奨学金を支給し、延べ150名を超える学生の就農をサポートしてきました。奨学金支給生に対しては、当社事業への理解、並びに農薬に関する知識向上を目的とした勉強会を総合研究所などの当社グループの事業所にて開催しています。希望に満ち溢れた学生に奨学金を支給する本制度が、日本の農業の後継者育成の一助になれば幸いです。②大学等への講師派遣 総合研究所、開発部等から各地の大学、農業大学校や中等教育学校に講師を派遣したり、総合研究所内で市民講座を開催して、農薬の正しい理解に向けた講義・授業を行いました。③献血への協力 総合研究所とニチノーサービス福島、佐賀事業所で、日本赤十字社の献血に協力しました。総合研究所では献血車が訪れ、会議室等を問診、血圧測定、予備検診用に提供して、約半日かけて実施しました。献血への協力(総合研究所 2016年6月29日)奨学生の勉強会(総合研究所 2016年7月21日)近隣水利組合水路清掃 (総合研究所 2016年5月29日)社会との対話レスポンシブル・ケア レポート201725

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