日本農薬RCR2017
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関係会社の紹介Sipcam Nichino Brasil S.A.(シプカムニチノーブラジル)会社概要設  立:1979年社  長:Luiz J. Traldi資 本 金:223,896,546.67レアル従業員数:152名(2016年11月30日現在)本  社:ミナスジェライス州ウベラバ市事業内容:ブラジルにおける農薬の開発・登録・製造・販売企業理念 (ミッション)  私達は株主、戦略的協力企業より導入した製品及び独自の技術サービスを通じた解決策(ソリューション)を常に提供し、ブラジルの農業生産の質・量・利益の改善に貢献します。 日本農薬は世界一のブラジル農薬市場で直販体制をとる可能性を模索してきましたが、2014年9月にシプカム社*より50%の当社株式を譲り受けました。その際に当社の社名を現在のSipcam Nichino Brasil S.A.に変更致しました。この機会に、日本農薬から経営審議会議長及び戦略企画担当役員を派遣して頂き、短期間での日本農薬との企業文化の融合に努めてまいりました。 *日本農薬とは欧州・豪州において販売面の協力関係にある当社の株主 更に日本農薬からは総合研究所の製剤技術担当者を派遣頂き、当社工場の製剤開発責任者との交流も活発化しています。また日本農薬は、同社剤の登録、開発、マーケティングを担うNichino do Brasil Agroquímicos Ltda.(NBA)を設立し、当社への出資と合わせブラジルでの事業拡大の橋頭堡を築きました。 現在当社とNBAのマーケティング、開発、登録の各担当者が相互に緊密な連絡を取り合い、日本農薬の新規剤の早期上市、混合剤の提案を実施しており、同社の既存剤ブプロフェジン、フェンピロキシメート剤については既存の販売代理店に加え並行販売を行うことで、事業価値の最大化を目指しています。2016年10月からは、日本農薬のオルトスルファムロンをサトウキビの登熟促進用に“SPRINT”の当社商標で上市し、販売促進に努めています。これが日本農薬から直接輸入し販売する初めての案件となりました。 今後とも日本農薬より供給される剤などを加え製品ポートフォリオの充実を図り、市場での独自性・優位性の付加を目指します。また、顧客志向を第一に、迅速で質の高いカスタマーサービスを提供し、環境安全・健康安全を常に心掛け、法令遵守の精神に則って社内の体制整備、販売普及活動を推進します。1-WG(殺菌剤/殺虫剤)2-EC(殺菌剤/殺虫剤)3-WP(殺菌剤/殺虫剤)5-SC(除草剤)4-SC(殺菌剤/殺虫剤)事務所敷地面積=254,000m2建物面積=17,560m2発電機産業廃棄物事業所の様子(WG:顆粒水和剤、EC:乳剤、WP:水和剤、SC:フロアブル剤)当社の所在地 本年度は大阪事業所の再編に伴いデータの集計範囲等を見直しました。また、データの正確化に努め、CSRレポート化を意識して記事の充実化を図りました。引き続き日本農薬グループのレスポンシブル・ケア活動の改善に向けて添付のアンケートへのご協力をお願い致します。編集後記関係会社の紹介RESPONSIBLE CARE REPORT 201730

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