日本農薬RCR2017
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日本エコテック株式会社 当社は、「分析サービス業として、環境並びに健康と食の安全・品質に関わる測定分析を通じて社会に貢献します」との経営理念のもと、農林水産物、食品等の検査・分析および放射能検査、環境分析等を通して、顧客の安全、安心ニーズに応える事業活動を展開しています。本年度は、昨年度に引き続きISO17025の品質マネジメントシステムの運用管理に努め、分析技術の向上を図り、顧客満足度を重視した質の高いサービスの提供に努めていきます。また、1月には本社事務所を移転して、それまでの過密状態を解消するとともに、健康的で働きやすいオフィス環境の整備に努めました。 レスポンシブル・ケア活動では、2017年度方針として、関連法令の遵守およびリスク管理の徹底とともに「環境・安全・健康の継続的な保全と推進」を掲げ、「環境保全」および「労働安全衛生」の2コードの推進に取り組んでいます。具体的には、分析業務で排出する有機溶媒等の廃棄物の削減目標を設定して環境保全に努めるとともに、労働環境の改善を図り、社員が働きやすい環境を整えていきます。 これらの活動を通して、最終製品である検査・分析サービスの品質向上に努め、法令を遵守した公正・透明な企業活動を行い、社会から信頼される企業となるべく取り組んでいます。 2017年3月Nichino America, Inc. (ニチノーアメリカ) 当社が取り扱っている農薬製品は、効果だけでなく、その取り扱い易さや安全性も米国で広く認められています。 私たちは顧客への責任を果していくことで、重要なパートナーとなることを追求してまいりました。また、私たちは環境、健康保護、安全及び安心を、委託生産先、販売代理店、流通業者や農家の皆様へ提供すべく、規則、基準、手順を定めたレスポンシブル・ケア管理システムを構築しています。また無事故を目標としています。 当社はすべての従業員、販売代理店、農家及びそれらに関わる人達を守るための情報を提供しています。更に従業員、顧客の業務災害や緊急対応に責任を果たします。 当社はレスポンシブル・ケアの指針に基づき、責任を持って行動します。そして、委託生産先、倉庫にて定期監査を実施して安全・環境法規等に従った製品を製造し、顧客に安全で信頼性のある製品を提供してまいります。 2017年3月日佳農葯股份有限公司 当社は1996年に農薬の輸入販売を主な事業として設立され、日本農薬が現在51%の当社株式を保有しています。総勢13名の所帯ですが、「台湾の農業生産性向上」への貢献を基本としています。 ジェネリック品が多く流通するなか、オリジナルの日本農薬製品を取り扱うことで台湾市場での地位を確立してきました。業務においては商品の先入れ先出しの徹底により廃棄品削減に努め、廃容器回収基金に加入して適切な処理をおこなっています。また、販売活動では当地の複雑な交通事情に配慮し、安全運転を旨として事故無く、農家に安心安全な製品を届けることを心掛けています。 2017年3月取締役社長Jeffrey R. Johnson董事長代表取締役社長トップメッセージRESPONSIBLE CARE REPORT 20174

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