明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年5月30日の記事

本日は、南信地域の柿圃場にてフジコナカイガラムシ防除のために薬剤散布を行いました。

柿の花

ちなみに南信地域の干し柿の歴史は500年以上あると言われ、市場には“市田柿”というブランドで販売されています(下伊那郡高森町の市田地域が発祥のため)。この市田柿は、昨年の夏に「地理的表示保護制度(GI)」に登録されました。GIというのは地域で長年培われた特別な栽培方法によって生産された高い品質の産品を保護する制度です。

フジコナカイガラムシ

その柿に大きな品質低下をもたらす害虫がフジコナカイガラムシです。この虫は、粗皮の裏やヘタの下などの狭い隙間を好んで寄生するので発見しづらく、そのため気づいた時には被害が拡大しているという非常に厄介な害虫です。 ※写真は昨年の10月に撮影したフジコナカイガラムシの成虫
 
今回は薬剤を4月に散布する場合と5月に散布する場合のどちらで防除効果が高いかを比較する試験を行っています。この“市田柿”の品質をさらに上げられるよう、フジコナカイガラムシの効果的な防除方法を見つけたいと思います。

りんご圃場での散布の様子

柿の試験散布が終わった後に、5月26日の作業の続きで中信地区のりんご圃場にて摘果と薬剤散布を行いました。暑い中での作業でしたが何とか終えることができました。これからさらに暑くなるので、体調管理に気を付けないといけませんね。

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