明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年6月7日の記事

今日は先週から打って変わってとても寒い日になりました。

もも圃場の様子
[写真:もも圃場の様子]

まず南信地域のもも、すもも、柿の圃場を巡回してカイガラムシの調査を実施。
ももとすももについてはウメシロカイガラムシが対象です。

もものウメシロカイガラムシ
[写真:ももに寄生するウメシロカイガラムシ]

5月上旬から木に両面テープを巻いておき、その後7~10日おきに両面テープを取り換えて、テープに貼りついた歩行幼虫の数を調べます。
薬剤を処理した木と処理していない木で、歩行幼虫の発生にどれくらい差が出るかを確認する試験です。
この地域のウメシロカイガラムシの歩行幼虫の発生時期は5月中下旬と言われています。
もう発生時期がほぼ終わっているので、今回のトラップの回収を最終調査にしました。
捕えた幼虫は0.1~0.2mmと小さく、その場で個体数を確認できないので、家に持ち帰り顕微鏡で調べることにします。

フジコナカイガラムシトラップ
[写真:柿の幹に設置したカイガラムシトラップ]

柿の圃場ではフジコナカイガラムシを捕まえるトラップを設置しました。
といっても茶封筒を切って木に巻いただけですが…
うまく捕まるのを祈ります。
 
カイガラムシの調査が終わった後は、いつもの中信のりんご圃場に移動。

りんご圃場
[写真:りんご圃場の様子]

まずは病害虫の発生状況を確認しました。
気になっていたアブラムシは5月30日の薬剤処理できれいに防除できていました。
その他の害虫や病気については今のところ問題無し。
その後、5月30日に枝単位で様々な薬剤を混用して処理をしておいたので、その枝に薬害症状が発生していないかを観察しました。
農家の方に安心して薬剤を使用してもらうには、薬害と混用を事前に調べておくことは重要な仕事です。
とりあえず今回の試験で、薬害症状は見られなかったので一安心しました。

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