NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年9月13日の記事

今日の午前中は北信地区の果樹生産者を訪問しました。

中信りんご果実
[写真:りんごの果実]

今年は梅雨時期と8月中旬以降で雨が多く、そのためりんごやぶどうでは病害の発生が目立つ年になってしまったとのことです。
ぶどうでは長野県で作付が増えているシャインマスカットという品種で黒とう病の被害が多く、りんごでは雨のため薬剤防除の間隔が空いてしまった圃場で炭そ病や褐斑病が発生しているようです。
害虫や雑草と違い、病原菌は目に見えないので、予防的な防除が重要です。
今年のように雨が多い年は、特に気を付けて圃場を観察することが必要だと感じました。

りんご圃場
[写真:りんご圃場の様子]

午後は中信のりんご圃場での生育状況の確認です。
果実は順調に大きくそして赤くなってきています。あまり時間がなかったので薬剤防除をしようかどうか迷いましたが、北信の生産者の方から病気が多いという話を聞いていたので殺菌剤だけを散布しました。
次は10月上旬に着色管理(葉摘みと玉回し)の作業です。

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