NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年11月21日の記事

今日は待ちに待った安曇野のりんごの収穫です。
寒い日ではありましたが、天気が良くて作業日和です。

りんごの収穫作業
[写真:りんごの収穫作業]

この圃場では、定期防除だけではなく、摘果や着色管理などの一般管理も全て当社で行いました。
4月から毎週のように圃場を見ていたので、今日の収穫作業はとても思い入れの深いものです。

りんごの選果
[写真:りんごの選果作業]

午前中に集合し、当社の社員5名で収穫と選果をしました。
まず収穫については果軸を残しながら実を取るのが思っていたより難しく、かなりの頻度で失敗してしまいました。
後半には少し慣れてきましたが…、まだまだ経験が必要です。
選果については、害虫や病気の被害があるものを省き、残ったものをタオルで汚れを拭き取りながら、サイズ毎に並べる作業です。
5~7月の摘果が下手だったためか、若干いびつな形の果実があったので苦慮しました。
最後に箱詰めと発送手配をして今日の作業は終了です。

箱詰めしたりんご
[写真:箱詰めしたりんご]

隣のプロ生産者の圃場のりんごと比べると、やや形の悪いものや、少し汚いものも散見されました。
しかしながら、中身には蜜がしっかりと入っており、甘味と酸味の両方が十分に味わえて、全体的には良いものができたと思います。
来年はもっと上手に“おいしいりんご”をつくりたいです。

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