明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年1月17日の記事

【2017年 安曇野りんご栽培日誌 3~5月】

2017年に実施した安曇野でのりんご栽培の様子をまとめました。

2017年3月7
りんご圃場の生産者様に挨拶を行い、実際に貸していただける圃場の確認を行った。
品種はふじで矮化樹になる。矮化なので木のサイズが小さく形が揃っており、今後の管理がしやすいと思われる。
剪定と休眠期のマシン油の処理までは生産者様に行ってもらうことにして、それ以降を当社で管理を行うことにした。

3月7日の圃場の様子
[写真:当日の圃場の様子]
 
2017年4月28
展葉が進み開花直前になっていた。
この日は初めての自社での薬剤散布になる。当地域の防除暦に従い黒星病とハマキムシの防除を行った。
動力噴霧器がうまく動かないというトラブルがあったが、予定していた時間内に防除を終えることができた。

4月28日のりんごの様子
[写真:開花直前のりんご] 

2017年5月11
すっかり開花しており訪花昆虫も多く見られた。
この時期はハチに影響の少ない薬剤を選ばなければならない。
黒星病とうどんこ病の防除を実施。アブラムシも見られたが、まだ数が少なかったので防除は次回に延期した。

りんごの花とミツバチ
[写真:りんごの花とミツバチ] 

2017年5月26
予備摘果をしなければならないので、生産者様に教わりながら作業を行った。
初めての作業であり、また着果が良好であったため、思った以上に時間がかかってしまった。
さらに午後には雨が降ってきたのでこの日で終わらせることはできなかった。
摘果が大変な作業であることがよくわかった。

摘果作業
[写真:摘果作業] 

2017年5月30
5月26日の摘果の続きを行った。
時間はかかったが何とか終わらせることができた。
摘果後に黒星病、うどんこ病、シンクイムシ、アブラムシの防除を実施した。

薬剤散布の様子
[写真:薬剤散布の様子]

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