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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年1月29日の記事

【2017年 安曇野りんご栽培日誌 6月】

2017年に実施した安曇野でのりんご栽培の様子まとめ、第2弾です。

2017年6月9
予備摘果から10日が経ち、果実は順調に肥大していっている様子が観察できた。
やや果実を残しすぎたかなという感触はあるが、6月末の仕上げ摘果の際に調整しようと思う。
梅雨入りして雨が多くなってきたので、この日は病害の重点防除を行った。

写真:果実の大きさの調査
[写真:果実サイズの調査] 

2017年6月15
雨の中ではあるが病害虫の発生状況の確認を行った。
病害の発生は何も見られなかったが、害虫についてはアブラムシが増えていた。
5月30日に防除はしていたのだが薬剤の残効切れなのかもしれない。
最近は雨の日が多いので防除タイミングがなかなか作れず苦労する。
シンクイムシも発生してくる時期なので、天気の合間を見て防除はしておきたいのだが…。
 
写真:圃場に発生したアブラムシ
[写真:圃場に発生したアブラムシ]

2017年6月28
この日は仕上げ摘果を行った。
5月末の予備摘果のときは専用のハサミを使ったが、今回は素手で実を落とした。
仕上げとなる摘果なので、最終的に収穫する果実を選抜して残さなければならない。
生産者に教わりながら作業をおこなったが、これがなかなか難しい。まだまだ勉強が必要である。
雨が続きしばらく殺虫剤の散布ができていないのでアブラムシが大量発生していた。
またハダニについても若干の発生が見られたので今後はダニの被害に注意しなくてはならない。
この日はハダニ、アブラムシ、シンクイムシ、主要病害の防除を行った。

仕上げ摘果の様子
[写真:仕上げ摘果の様子]

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