NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年5月10日の記事

この日は須坂市の2ヶ所のりんご圃場で落花後の薬剤散布を行いました。
ほぼ花は落ちており、果実部分が少し膨らみ始めていました。

当日のりんご果実
[写真:当日のりんご果実]

今回は黒星病とうどんこ病の防除がメインになります。両病害とも近年は重要病害になっています。
黒星病は降雨により感染が進むので、今年のように暖かくて適度に雨のある年では特に注意しなければなりません。
またりんごのうどんこ病は、りんごだけではなく、ももへも果実被害をもたらすことが知られています。
これらの病害を防除するためには、しっかりとムラが無いように散布し、さらに残効切れを発生させないために防除間隔を空けすぎないのがポイントになります。

除草剤散布後のりんご圃場
[写真:除草剤散布後のりんご圃場]

りんご園の雑草は4月26日に除草剤を散布できた部分はしっかりと枯れていましたが、散布ムラがあったため疎らに雑草が残ってしまいました。
そのため散布ムラの部分を狙って補正散布を実施。これでやっと雑草を防除できると思います。

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