NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年6月6日の記事

今日は北信地域を巡回しました。
普段は一人で行動していますが、今日は今年の4月に入社した新入社員との同行です。
初めに飯綱町の高密植矮化のりんご圃場に行きました。

矮化りんご圃場
[写真:矮化りんご圃場]

まだ植えて2年目なので、今年はほとんど果実が着かないそうです。
ここでは7~8月にハダニへの薬剤の効果試験を予定しています。
薬剤の効果を見るためには、薬剤散布前にハダニが発生していないといけません。

矮化りんご圃場のハダニ
[写真:矮化りんご圃場のハダニ]

今回は、うまく試験を成立させるために、試験散布前のハダニの発生量を調査しました。
まだハダニの発生時期には早いかなと思っていましたが、葉裏には大量のハダニを見ることができました。

その後に豊野町の紅玉のりんご圃場に行きました。こちらの圃場ではうどんこ病への薬剤効果試験を実施しています。
紅玉という品種はりんごの中でも特にうどんこ病にかかりやすい品種なので試験には最適です。
5月22日に5種類の薬剤を処理したので、今回は処理2週間後の調査になります。

りんごに発生したうどんこ病
[写真:りんごに発生したうどんこ病]

調査には少し苦労しましたが、何とか薬剤毎の効果差を見ることができました。
長野県のりんごのうどんこ病被害を無くすために、今回の試験結果を役立てたいと思います。

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