NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年7月20日の記事

30度を超える暑い日が続いており野外での作業が堪えます。
最近の高温と少雨により、りんごには日焼け症状が出たり、肥大が遅れたりと悪い影響が出ているようです。
またレタス等の葉菜類でも、りんごと同じく雨の不足により、サイズが大きくならないとの話を聞きました。
改めて農業というものは気象に大きく左右されるものだと気づかされます。
今日の午前中は安曇野市のりんご生産者様と情報交換をさせていただきました。
今年はハダニの発生時期が早く、また気温が高いため増殖速度も例年より速いので、園地によってはかなり多発しているそうです。

りんご褐斑病と思われる葉
[写真:りんご褐斑病と思われる葉]

また最近になってから褐斑病が要因と思われる葉の黄変が少し目立ってきました。
時期によって対策しなければならない病害虫が変わってきます。
有効な薬剤を選ぶためにも、しっかりと圃場を観察することは重要だと感じました。

ぶどう園の様子
[写真:ぶどう園の様子]

午後には塩尻市のぶどう圃場を見学しました。
今回見た圃場は生食用の園地でしたが、最近は長野県では県産ぶどうを使用したワイン製造に力を入れており輸出拡大を狙っているそうです。
近いうちに長野県産のワインを世界中で飲める日が来るかもしれません。

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