明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年11月7日の記事

今日は北信地域の須坂市の隣にある小布施町のお客様へ訪問しました。
小布施町は昔から千曲川の舟運や街道の要所として栄え、現在は栗菓子や芸術の町として多くの観光客で賑わっています。
農作物は栗だけではなく、りんごやぶどう等の果樹の生産も盛んです。

りんご品種の展示
[写真:りんご品種の展示]

今回お話をさせていただいたお客様の店頭には、観光に来られる方に楽しんでもらえるように様々な品種のりんごが並べられていました。
小布施町の面積は19㎢で決して大きな町ではありませんが、独自の文化とそこに住む方たちのおもてなしの心でとても魅力的に感じられます。

午後は北信地域のりんご圃場を訪問しました。
ここの圃場では褐斑病が発生しており葉の黄変症状が見られました。

りんご褐斑病
[写真:りんご褐斑病]

思えば、今年はりんご生産者の方からは、うどんこ病や黒星病や褐斑病と病害に関する話が多かったです。
害虫と違い病原菌は目に見えないので如何に発生を予測して予防的に防除を行うかが重要になります。
私たちの活動が品質の良い果物栽培に貢献でき、それが魅力ある町つくりに繋がることを願います。

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