● 登熟期に高温等の不良環境条件にあたった場合、玄米中のデンプンの蓄積が阻害され、
デンプン粒とデンプン粒との間にできた空隙で光が乱反射して、白く濁って見えます。
● デンプン蓄積の順序により、白未熟粒のタイプ(乳白粒、基部未熟粒、腹白粒、背白粒等)が異なります。
白未熟粒の発生原因は登熟期の高温等不良環境条件下でのデンプン蓄積阻害と考えられています。フジワンを
処理すると根張りが良くなり、葉からの蒸散が活発になるので気化熱により穂層の温度が低下します。
これにより稲体への高温によるダメージが軽減されるとともに、フジワンの作用で籾へのデンプンの
転流が促進されるため白未熟粒の発生を軽減すると考えられています。