日本農薬RCR2017
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4) 2017年度の活動項目活動項目主な取り組み課題共通1.海外拠点へのレスポンシブル・ケア活動展開へ向けた関連の情報交換環境保全1.省エネルギーの推進   エネルギー消費原単位の年1%以上の低減、CO2排出量の削減              原単位評価手法の検討2.環境省が主導する国民運動「Fun to Share」への登録3.廃棄物削減の推進、ゼロエミッションの維持・拡大4.グリーン購入率95%以上継続5.新基準の下でのグリーン調達率の向上6.Locavore活動の展開労働安全衛生/保安防災1.労働・通勤途上の交通事故ゼロ達成、休業災害ゼロ達成2.生産設備の重大事故ゼロ継続3.改正労働安全衛生法に対応したリスクアセスメントの実施物流安全1.物流の重大事故(飛散・流出)ゼロ継続2.物流業者とのコミュニケーション強化3.イエローカード、ホワイトカードの継続4.モーダルシフト*1の推進化学品・製品安全1. 新製品のPRTR*2補助成分の削減継続、既存製品のNPE成分の50%代替(新製品では不使用継続)2.MSDSのSDS化(JIS Z 7253:2012準拠)の完了3.社内及び国内外関係会社へのSDS情報の提供と共有化の推進社会との対話1.CSRレポート化を睨んだレスポンシブル・ケアレポート2017及び英語版レスポンシブル・ケアレポートの作成2.レスポンシブル・ケア検証受審計画の検討3.地域社会との交流及び連携した事業所周辺環境の整備4.農薬工業会JCPA VISION2025に向けた活動への参画と推進*1 原材料や製品等の輸送をトラックからCO2排出量の少ない鉄道や船舶へ切り替えること。*2 Pollutant Release and Transfer Register:化学物質排出移動量届出制度5) 大阪事業所の設置 生産効率化のため、大阪市西淀川区佃地区にて1934年より永きにわたり農薬製品の製造を行ってきたニチノーサービス大阪事業所が生産を終了し2016年7月で閉鎖となりました。その後、同地区に日本農薬大阪事業所を設置し、管理を引き継ぎました。また、同地区での保管・配送業務は、ニチノーサービス佐賀事業所大阪保管・配送グループが継続しています。 旧事務所はかなり手狭で、一人当たりの気積も労働安全衛生法の事務所衛生基準規則を何とか満たすレベルであり、メンタルヘルスケアの点からも労働環境の改善が望まれていました。今般、日本農薬本社から徒歩圏内に、当社の求める条件に合った物件が見つかり、職場環境の改善ならびに業容の拡大に備え、2017年1月に本社事務所を移転しました。これからは、今まで以上に省エネ意識を高め、環境保全を推進すると共に、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底して職場の労働安全衛生に努め、従業員が働きやすい職場環境を作り上げていきたいと思います。本社事務所を移転しました! 日本エコテック新オフィスの風景(2017年1月23日~)コーポレートガバナンスとレスポンシブル・ケアRESPONSIBLE CARE REPORT 201712

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