白未熟粒の
発生軽減に!
出穂後の高温で増加する
白未熟粒の発生を減少させます。

白未熟粒について

White Immature Rice Grains

登熟期に高温等の不良環境条件にあたった場合、玄米中のデンプンの蓄積が阻害され、
デンプン粒とデンプン粒との間にできた空隙で光が乱反射して、白く濁って見えます。

デンプン蓄積の順序により、白未熟粒のタイプ(乳白粒、基部未熟粒、腹白粒、背白粒等)が異なります。

完全粒
完全粒
乳白粒
乳白粒
全体が白濁している
心白粒
心白粒
中心部が白濁している
基部未熟粒
基部未熟粒
基部が白濁している
腹白未熟粒
腹白未熟粒
腹側が白濁している
背白粒
背白粒
背側が白濁している

フジワンによる
白未熟発生軽減のメカニズム

Mechanism of Reducing
White Immature Rice Grains by Fujione

白未熟粒の発生原因は登熟期の高温等不良環境条件下でのデンプン蓄積阻害と考えられています。フジワンを処理すると根張りが良くなり、葉からの蒸散が活発になるので気化熱により穂層の温度が低下します。これにより稲体への高温によるダメージが軽減されるとともに、フジワンの作用で籾へのデンプンの転流が促進されるため白未熟粒の発生を軽減すると考えられています。

フジワンによる白未熟発生軽減のメカニズム
※1
日本農薬株式会社[社内試験](2013年)
  • 品種:彩のきづな
  • 耕種概要:移植6月22日 出穂8月12日
  • 処理日:7月26日
  • 処理量:4kg/10a
  • 調査日(撮影):9月13日
  • 撮影時気温:30.2℃ (am11:30)

試験成績
(高温登熟下における
白未熟粒の発生軽減効果)

Test Results: Reduction of White Immature Grains Under High-Temperature Grain Filling
未熟粒軽減効果
(未熟粒の内訳)
白未熟粒の発生が無処理と比較して約20%減少しました。
植調福島試験地圃場[県農業総合センター内](2018年)
  • 品種:ひとめぼれ
  • 耕種概要:移植5月8日・出穂7月30日
  • 処理日:7月19日(出穂11日前)
  • 処理量:4kg/10a
フジワン粒剤の使用適期を見る
マイナビ農業「農業ニュース」 2025/6/24 公開
登熟期の高温障害対策にフジワン 
白未熟粒の発生を抑える効果について
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