明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年6月20日の記事

梅雨なのに相変わらず快晴が続いています。翌日は雨が降るということなので、農作物にとっては恵みの雨になるでしょう。

圃場の雑草イネ
[写真:圃場の雑草イネ]

今日は、お客様の農薬説明会に出席した後に、佐久市の雑草イネが発生している水稲圃場の視察を行いました。
この「雑草イネ」は水田に自生して雑草化したイネのことです。
水田のイネ科雑草といえばヒエが一般的ですが、この雑草イネはイネそのものであり水稲除草剤の選択制が効かないため、防除が非常に難しくなります(一般的に水稲除草剤はイネとヒエを区別してヒエだけを枯らすようにしています)。
ちなみに種の籾を剥いで、中身の色を確認することで雑草イネと通常のイネを見分けることができます(種が黒ければ雑草イネ)。

雑草イネの種
[写真:雑草イネの種]

長野県では過去から雑草イネに悩まされており、そのためその生態や防除方法に関して多くの研究成果を持っています。
ただ長年の研究を持っても、現状は雑草イネを完全に防除できる効果的な薬剤は無いので、最後は水田に入って手で刈り取ることをしなければならないとのことです。
この雑草イネですが、以前は他県ではあまり問題化していない雑草という認識でしたが、近年の調査で、長野県以外の地域にも広がっていることが分かりました。
防除が非常に難しい雑草なので、しっかりと警戒して、増える前に根絶しなければなりません。

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