レスポンシブル・ケア活動レスポンシブル・ケア活動

レスポンシブル・ケア活動

レスポンシブル・ケア世界憲章
当社は1993年1月に『環境と安全・健康に関する基本理念』とその『行動指針』を制定・公表し、1999年9月に日本レスポンシブル・ケア協議会(当時)に加入しました。2012年からは一般社団法人日本化学工業協会レスポンシブル・ケア委員会のメンバーとして安全性に優れた製品の創出と環境負荷の低減及び健康の確保に配慮した事業展開に努めています。また2014年12月には改訂されたレスポンシブル・ケア世界憲章に署名し、日本農薬グループのレスポンシブル・ケアの取り組みの方向を世界に表明しています。

『環境と安全・健康に関する基本理念』

当社は、事業活動にあたり環境の保全と安全・健康の確保に努め、企業としての使命を果たすために、環境と安全・健康に関する基本理念を次のとおり定めています。

環境と安全・健康を守る技術を開発する
環境と安全・健康を守る業務活動を行う
環境と安全・健康を守る意識の高揚を図る

レスポンシブル・ケア®とは

化学産業界では、化学物質を扱うそれぞれの企業が化学物質の研究開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至る全ての過程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動を展開しています。この活動を"レスポンシブル・ケア"と呼んでいます。

レスポンシブル・ケアへの取り組み

当社のレスポンシブル・ケア推進体制は下図の通りです。
レスポンシブル・ケア推進委員会には国内グループ会社5社の代表も参加し、方針の決定と進捗状況の確認、監査結果に基づく評価など日本農薬グループの統一的なマネジメントを行います。レスポンシブル・ケア推進委員会の下部に設置された各部会が具体的な活動を推進しています。
当社では、レスポンシブル・ケア基本方針と年度推進方針に沿って、環境保全、保安防災、労働安全衛生、物流安全、化学品・製品安全、社会との対話の6分野のレスポンシブル・ケア活動を展開しています。
環境・安全・健康を守るため、PDCA(Plan-Do-Check-Act)のサイクルを確実に回して継続的な改善を図っています。

レスポンシブル・ケア推進体制
日化協による活動検証
2008年から2015年にかけて、当社総合研究所及び株式会社ニチノーサービスの4事業所で一般社団法人日本化学工業協会(日化協)によるレスポンシブル・ケア活動検証を受審し、また2013年にはレスポンシブル・ケアレポート検証を受審しました。これらの検証は、活動のレベル向上に役立てると共に活動の透明性を高めて社会からの信頼を得ることを目的に実施しています。2009年11月には農薬専業メーカーとして初めてDBJ環境格付け(株式会社日本政策投資銀行)を取得しました。また2014年9月には二度目の格付けを取得し、環境への取り組みが先進的との評価を頂きました。

レスポンシブル・ケアの成果

各分野の活動の成果は、レスポンシブル・ケアレポートで報告しています。

  ※2018年度版からはCSRレポートの記事として当社RC活動を紹介いたしております。

今後の展開

当社は弛まぬ技術革新を進め、安全性の高い環境に配慮した新製品の創出に力を注ぐとともに、省エネルギー、地球温暖化対策としての二酸化炭素排出量の削減、廃棄物ゼロエミッション、グリーン購入とグリーン調達の推進などについて、日本農薬グループレスポンシブル・ケア中期目標(2016年~2020年)のもと、環境保全、保安防災、労働安全衛生、物流安全、化学品・製品安全、社会との対話の6分野の全てに渡ってレスポンシブル・ケアの一層の推進を図ります。
生産量増減などの変動要因の影響もありますが、順次目標を達成できるよう一層の努力を重ねていきます。また、政府が主導する国民運動への参加などにより企業としてだけでなく、グループ従業員一人ひとりの意識を高めて環境保全に取り組みます。

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