第8回「稲作コスト低減に貢献する日本農薬」

2015年12月のTPP交渉大筋合意を受けて、競争力のある稲作経営の確立が益々求められています。そのためには生産コストの低減が重要な課題と考えられています。「日本再興戦略」(2013年6月14日閣議決定)には産業界の努力も反映して、「今後10年間(2023年まで)で担い手のコメの生産コストを現状比4割削減する」ことを目標に定めています。その実現に向けてコスト低減に資する新技術の開発・導入等が進められています。

今回(2016年2月17日)、稲作のコスト低減を実践している先進生産者の事例発表と、幅広い参加者による意見交換を通じて稲作コスト低減の取組が加速されることを目的とした「稲作コスト低減革新技術ワークショップ~実践事例から学ぶ~」が、全国農業改良普及支援協会の主催で開催されました。

来場者への説明対応

農林水産省のホームページで公開されている「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログ」に掲載の①フジワン粒剤と2016年2月17日現在、掲載申請中の②マットタブジャンボを上記ワークショップに出展しました。本ワークショップは400名近い全国の農業改良普及員が出席する会議と並行して実施されたため、展示ブースにも多数の農業改良普及員の来場がありました。若い普及員の来場も多く、フジワン粒剤の植調効果、マットタブジャンボの省力性を新鮮な目で見聞きして頂きました。

出展内容の概要

来場者への説明対応
  1. フジワン粒剤は稲の重要病害である「穂いもち」防除に使用頂くと、昨今の稲登熟期の異常高温により新たな課題となっている白未熟粒軽減や、消費者ニーズの良質米生産にも同時に対応できる登録農薬です。
    *詳細は本サイトの第6回「新たな価値で良質米生産に貢献するフジワン ~フジワン発売40周年~」をご覧ください。
  2. マットタブジャンボは、田植直後に水田へ入水する際、水口施用ができるジャンボ剤としては唯一の水稲用初期除草剤です。大規模稲作においても、適期の除草剤施用ができる上に、雑草防除に掛ける労働時間を大幅に短縮することが可能になります。
    *ジャンボ剤=1個50gの錠剤(タブレット状)や粒剤・豆つぶ剤・粉末を50gの水溶性フィルムで包んだパック剤であり、10aあたり10~20個を畦畔から水田に投げ込む製剤です。マットタブジャンボは1個50gの錠剤(タブレット状)です。

マットタブジャンボの特長

マットタブ水口施用の動画展示
  1. 大規模な水稲栽培では、粒剤やフロアブル剤の初期除草剤を機械で施用することが多いですが、本剤の施用には機械の必要がありません。
  2. フロアブル剤を水田畦畔から散布する場合は、水田周囲を歩く必要がありますが、本剤は水口のみでの施用のため、労力軽減と散布時間短縮につながります。
  3. 本剤は発泡性固形タイプのジャンボ剤(タブレット状の錠剤)のため、水口施用がフロアブル剤に比べ簡易で、大きさの異なる多筆水田にも効率的に施用作業ができます。

*本ホームページの動画サイトもご覧ください。
http://www.nichino.co.jp/products/page_10010.html

*マットタブジャンボの登録内容はこちらです。
http://www.nichino.co.jp/products/query/id2.php?id=144

PAGETOP