総合研究所の役割

 総合研究所では化学、生物学の基礎的研究から安全性研究、そして製品化・工業化研究まで農薬・医薬品等のバイオサイエンスの研究、発信基地としての役割を担っています。農薬から医薬品まで様々な専門を持つ研究員同士の交流や議論が日常的に行われ、活発な用途開発に役立っています。

研究の概要

 長年にわたる技術とノウハウ、そして最先端の機器・設備が集結した「総合研究所」にて、新薬を生み出す探索研究に始まり実用化研究まで、農薬・化学品・医薬品などファインケミカル製品にまつわるさまざまな研究を行っています。

合成研究: 新規化合物の合成と工業化へのプロセス研究
プロセス化学研究: 農薬候補化合物の工業化に関する研究と、その成分組成を明らかにする分析
製剤研究: 農薬などに最適な製剤の追及、製造方法の研究、省力的・安全な施用法の研究
生物研究: 新規合成化合物の標的生物(害虫、植物病原菌、雑草)に対する薬効評価および作用機構研究、作物や天敵生物に対する安全性評価
安全性研究: 農薬候補化合物の毒性、代謝、環境中動態などに関する研究を通じ、その安全性について検証する研究
医薬品研究: 医薬および動物薬品の薬効、薬理、物理化学的性状に関する研究
化学品研究: 住宅用のシロアリ剤などに関する研究

地域社会との対話

 総合研究所では、農薬の有効利用、農薬の安全性への理解を深めてもらうため、積極的に施設見学者の受け入れを行っています。また、地域で開催されるイベントやフォーラムにも意欲的に参加し、農薬への理解や地域社会との調和を深めています。2016年度の見学者総数は822名(長沼ナーセリー見学者を含む)でした。農薬を使用される農家の皆様はもちろんのこと、近隣のまちづくり委員の方々、熟年大学、ニチノー奨学生(農業大学校)の皆様も多く来所されました。

ニチノー奨学金勉強会の様子

事業所環境データ

より良い環境をつくるための市の条例に基づき取り交わした「公害防止協定」により、河内長野市との情報交換会を開催しました。種々の環境測定結果の確認やレスポンシブル・ケア活動に関する情報交換を行いました。

河内長野市との情報交換会の様子
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