園芸殺菌剤
日農銅ストマイ水和剤[銅・ストレプトマイシン水和剤]

[特長]
- ・無機銅剤(塩基性塩化銅)と抗生物質(ストレプトマイシン硫酸塩)との複合剤である。
- ・無機銅剤と抗生物質の組み合わせにより、糸状菌病害から細菌性病害まで幅広い病害に有効であり、安定した防除効果を発揮する。
[適用内容]
2011年08月31日時点の適用内容
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
銅を含む農薬の総使用回数 |
ストレプトマイシンを含む農薬の総使用回数 |
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こんにゃく |
腐敗病 葉枯病 |
600~800倍 |
収穫30日前まで |
6回以内 |
散布 |
- |
6回以内 (種いもへの処理は1回以内) |
|
たまねぎ |
軟腐病 |
収穫7日前まで |
5回以内 |
5回以内 |
||||
ばれいしょ |
疫病 軟腐病 |
5回以内 (種いもへの処理は1回以内) |
||||||
そうか病 黒あし病 |
100倍 |
植付前 |
1回 |
瞬間~10分間 種いも浸漬 |
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キウイフルーツ |
花腐細菌病 かいよう病 |
600~800倍 |
休眠期~蕾出現前 |
4回以内 |
散布 |
4回以内 (樹幹注入は1回以内) |
[注意事項]
- ・石灰硫黄合剤などの強アルカリ性薬剤、マシン油乳剤、チオファネートメチル剤、及びタルク、ベントナイトのような吸着性を有する物質を含む薬剤との混用はさける。
- ・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
- ・こんにゃくに使用する場合、日中高温時の散布は薬害を生ずるおそれがあるので、日中の散布はさけ、朝夕の涼しい時に散布する。
- ・もも、うめ、すももなどの核果類及びそ菜特に白菜等には薬害を生ずるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布する。
- ・調製した散布液はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
- ・高濃度で使用すると、作物に対してクロロシス(黄化現象)を生ずることがある。これは作物の種類や環境条件によって差があり、特に高温多湿時におこり易いが、通常一週間位で消失してしまい、作物に対する実用上の影響は認められていない。
- ・キウイフルーツに使用する場合、新梢が10cm以上に伸長したのちの散布は薬害を生じるので、使用時期に注意する。
[安全使用上の注意事項]
- ・誤飲、誤食などのないよう注意する。
- ・本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。使用後は洗眼する。
- ・使用の際は保護眼鏡、防護マスク、不浸透性手袋を着用する。
[水産動植物に対する注意事項]
- ・水産動植物(甲殻類、藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、使用残液及び容器の洗浄水等は河川等に流さず適切に処理する。
- ・水産動植物(藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
- ・使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
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