園芸殺虫剤
アプロードフロアブル[ブプロフェジン水和剤]

[特長]
- ・幼虫の脱皮を阻害し、齢末期~脱皮時に死亡させる昆虫成長制御剤である。
- ・多くの天敵に対して影響が少なく、天敵の保護・活用場面にも適した薬剤である。
- ・フロアブル製剤のため薬剤の秤量がしやすく、作物に対する汚れも少ない。
[適用内容]
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2024年07月10日時点の適用内容
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ブプロフェジンを含む農薬の総使用回数 |
|
稲 |
ツマグロヨコバイ幼虫 ウンカ類幼虫 |
1000倍 |
60~150ℓ /10a |
収穫7日前まで |
4回以内 |
散布 |
4回以内 |
|
300倍 |
25ℓ/10a |
|||||||
みかん |
カイガラムシ類幼虫 ミカントゲコナジラミ若齢幼虫 |
1000倍 |
200~700ℓ /10a |
収穫14日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
||
かんきつ (みかんを除く) |
収穫45日前まで |
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りんご |
カイガラムシ類幼虫 |
1000~1500倍 |
収穫30日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
|||
なし |
1000倍 |
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もも |
収穫14日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||||
ネクタリン うめ くるみ |
収穫7日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
|||||
すもも いちじく パッションフルーツ |
収穫14日前まで |
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あんず |
収穫30日前まで |
1回 |
1回 |
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おうとう |
1000~1500倍 |
収穫7日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
||||
ぶどう |
1000倍 |
収穫30日前まで |
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フタテンヒメヨコバイ幼虫 |
3000倍 |
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パイナップル |
パイナップルコナカイガラムシ幼虫 |
1000倍 |
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マンゴー |
カイガラムシ類幼虫 チャノホコリダニ |
収穫3日前まで |
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ねぎ にら |
ネダニ類 |
500~1000倍 |
1~3ℓ/㎡ |
収穫14日前まで |
1回 |
株元灌注 |
1回 |
|
あさつき (伏せ込み栽培) |
500倍 |
3ℓ/㎡ |
植付時 |
|||||
らっきょう |
250倍 |
― |
植付前 |
30分間 種球浸漬 |
4回以内 (種球への 処理は 1回以内、 株元灌注は 3回以内) |
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500倍 |
1~3ℓ/㎡ |
収穫21日前 まで |
3回以内 |
株元灌注 |
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茶 |
クワシロカイガラムシ若齢幼虫 |
1000倍 |
1000ℓ/10a |
摘採14日前まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
|
樹木類 (アカギを除く) |
カイガラムシ類幼虫 |
200~700ℓ /10a |
発生初期 |
6回以内 |
6回以内 |
|||
アカギ |
カイガラムシ類幼虫 アカギヒメヨコバイ幼虫 |
[注意事項]
- ・使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
- ・なしの萌芽期から新梢伸長期に使用する場合、薬液が乾きにくい条件下では、葉に褐色斑点等の薬害が生じるおそれがあるので、注意して使用する。但し、施設栽培ではこの時期での使用をさける。
- ・にらに対して、年間複数回収穫を行う作型において本剤を連続で使用すると薬害を生じる場合があるので注意する。
- ・葉ねぎに対して、本剤を使用すると薬害を生じる場合があるので、事前に薬害の有無を確認してから使用する。
- ・本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用する。
- ・本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
- ・適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
[安全使用上の注意事項]
- ・本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗する。
- ・種球浸漬の際は不浸透性手袋などを着用する。
- ・街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
[水産動植物に対する注意事項]
- ・浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
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