NICHINO 日本農薬株式会社

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日本農薬が考える総合防除

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 日本農薬は環境生物への影響軽減や残留農薬量の低減に加え、環境調和型製品の開発を通じて、各種安全性にも配慮しながら、日本国内はもちろん世界の食料生産に貢献してきました。近年は、農薬製品にとどまらず、注目度が高まるバイオスティミュラント資材の導入や、AIによる病害虫・雑草診断、圃場管理機能を備えたスマートフォンアプリの開発など、農業現場をトータルに支援する体制を整えています。
 一方で、気候変動による病害虫の発生地域の拡大や薬剤抵抗性を持つ病害虫の増加、さらに外来害虫や雑草の新たな脅威など、農業を取り巻く課題は深刻化しています。こうしたリスクに対応するためには、化学農薬だけに依存するのではなく、さまざまな技術を組み合わせた総合防除の推進が不可欠です。
 総合防除は、病害虫や雑草の発生を予防し、状況を的確に判断し、必要な時に防除を行う体系的な取り組みです。日本農薬は、耕種的・物理的・ 生物的・化学的防除にスマート農業や省力化技術を融合させ、環境調和型製品も活用した持続的で効率的な農業を支える新しい防除体系を提案します。これにより、薬剤散布の負担軽減や人材確保といった経営面の課題に対応し、防除の安定性向上や薬剤抵抗性の回避といった病害虫管理の強化を実現し、減収防止や農産物の安定供給にもつなげます。こうした取り組みを通じて、持続可能な農業の実現が可能になります。未来の防除を、私たちと一緒に考え、実践してみませんか。

日本農薬が考える総合防除「6大要素」

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耕種的防除(Cultural Control)
耕種的防除は、栽培方法の工夫によって病害虫の発生しにくい環境をつくる取り組みです。
土づくり、輪作、抵抗性品種の活用、適切な栽植密度の調整など、作物が本来持つ健全性を高めることで、病害虫リスクを根本から抑制します。
当社はバイオスティミュラント資材もこれに寄与し、作物本来の能力を最大限に引き出す重要な要素と定義しました。

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物理的防除(Physical Control)
物理的防除は、防虫ネット・マルチ・温湯消毒など、物理的な手段によって病害虫の侵入や生育を抑える方法です。
化学農薬に依存しない対策として環境負荷が少なく、特に外来生物や薬剤抵抗性の問題がある地域では効果的です。
防除体系の基盤となる“守る仕組みづくり”を支えます。

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生物的防除(Biological Control)
生物的防除は、天敵や微生物、天然物由来の成分など、自然界の力を活用して病害虫を抑える方法です。
微生物農薬やJAS適合製品など、環境調和型の防除技術のひとつとして注目が高まっており、化学農薬の使用回数低減にも寄与します。
持続可能な農業へ向けた、重要な選択肢のひとつです。

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化学的防除(Chemical Control)
化学的防除は、病害虫や雑草を確実に抑えるための最も実効性の高い手段です。
日本農薬では、効果はもちろん、環境影響や作業者安全性、残留性の低減にも配慮しながら、多様化する栽培体系に適応する製品を開発しています。
適正使用と他の防除手段との組み合わせにより、安定した収量と品質を支えます。

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スマート農業(Smart Agriculture)
スマート農業では、AI診断、予察情報、ドローン散布、アプリによる圃場管理など、デジタル技術を活用して防除の精度と効率を高めます。
発生リスクを事前に把握し、適切なタイミングで対策を講じることで、無駄のない防除と労力削減を実現します。
未来の農業を支える、次世代の防除要素です。

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省力化技術(Labor-saving Technologies)
省力化技術は、作業負担の軽減や効率化を目的とした技術や製品群です。
ドローン散布、水稲高密度播種で使用可能な農薬、常温煙霧などの作業負担を軽減する技術は、人手不足が深刻化する現場において大きな効果を発揮します。
持続的な営農体制の維持に欠かせない要素です。


これら6つの要素を組み合わせることで、日本農薬は防除の効率化と環境調和を両立した“未来の防除体系”を提案します。

総合防除に適合する資材

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当社が取扱う農薬製品、バイオスティミュラント資材、情報・サービスの中から、当社が提唱する「総合防除」の考え方に適合する資材を厳選して紹介します。 各資材の性能・機能はもちろん、総合防除の実践にどのように役立つのか、そのポイントをわかりやすく解説します。

 
資材 分類 性能・機能 総合防除に貢献するポイント
パレード20フロアブル 化学的防除、
省力化技術
  • セルトレイ灌注処理場面で使用でき、優れた効果持続性を示す
  • 各種病害に対する高い効果
  • 本圃での化学農薬の使用回数低減に寄与、また散布回数も減り省力化にもつながる
Zボルドー 化学的防除、省力化技術
  • 日本農林規格(JAS)適合製品
  • 亜鉛、マグネシウムなどを配合し、銅による薬害リスクを低減した製品
  • 天敵や有用昆虫に対する影響が低い
  • 無人航空機(ドローン)で使用できる
ボトキラー水和剤 生物的防除、省力化技術
  • 自然界から分離した有用細菌を有効成分とする微生物農薬
  • 日本農林規格(JAS)適合製品
  • 常温煙霧、ダクト内投入の使用方法があり、省力的かつ使用者安全性も高い
ゼロカウント粒剤 化学的防除、省力化技術
  • 天然物由来の水稲育苗箱処理殺虫剤
  • 日本農林規格(JAS)適合製品
  • 化学合成農薬の使用回数にカウントしないため減農薬米や特別栽培米(※)に有効
※地方自治体によって使用基準が異なる場合があるため、使用前に関係機関にご確認ください。
クロスバリュー 耕種的防除、省力化技術
  • 選抜された2種類のバチルス菌からなるバイオスティミュラント資材
  • 高温障害対策にも貢献
  • 農薬と異なり使用回数の制限もなく、また使用方法も灌注処理や散布など多数有
  • 農作物の健全性を高める効果あり
レイミーのAI病害虫雑草診断 スマート農業、省力化技術
  • 病害虫や雑草をAIが診断し、 有効な農薬の情報を提供
  • スマートフォンで圃場管理が可能
  • AI予察機能を活用し、地域の病害虫発生状況を把握できる
※無料(通信料を除く)/iOS、Android対応

 

農業者の課題解決に貢献したい

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農業現場では、技術革新や多様化による作業負担の増大、そして特定外来生物の侵入による生産環境への影響など、対処すべき課題が年々複雑化しています。当社では、こうした現場課題に応えるため、省力化・効率化を実現する農薬製品の開発や、国内外で問題となっている外来生物への対応など、多角的な取り組みを進めています。

 
資材 分類 背景・被害 具体例
省力化・効率化のための農薬製品 化学的防除、省力化技術
  • 技術革新や多様化が進み、様々な栽培技術や散布方法などが現場で確立
  • 様々な場面で選ばれる農薬を開発
  • 無人航空機(ドローン)散布可能な農薬
  • 稲WCSでも使用できる農薬
  • 水稲の高密度は種で使用可能な農薬
日本国内における外来生物対応 化学的防除、省力化技術
  • 在来種ではない生物 “外来生物” の侵入が確認されている
  • 日本国内の生態系や在来種が影響を受ける
  • ナガエツルノゲイトウ
  • クビアカツヤカミキリ
  • アレチウリ
※上記は2026年3月18日時点の登録内容に準じています。詳細については製品情報ページをご確認ください。

お勧め製品・ピックアップ情報のお問い合わせ

0570-09-1177
技術普及部カスタマーサービス
※国内の農薬に関するお問い合わせ(ご購入や価格についてのお問い合わせは、お近くのJAや農薬販売店などにお願いいたします)
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