NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2017年8月9日の記事

この日は8月3日に自分たちで定植作業を行った川上村の試験圃場での作業です。
レタスやはくさいの苗は全てしっかりと活着していました。

定植5日後のレタス圃場
[写真:定植5日後のレタス圃場]

これで安心して試験に取り掛かることができます。
定植直後の苗はまだ小さく弱い状態なので、薬剤によっては薬害を発生させてしまいます。
今回はその薬害を見る試験を行います。

定植5日後のレタス
[写真:定植5日後のレタス]

今回の試験によって、この農薬は定植直後でも安心して使えるのか?薬害が出るとしたらどのような症状なのか?ということを確認したいと思います。
薬害の事例をしっかりと積むことにより、農薬のより良い使い方を広めていきたいです。

定植5日後のサニーレタス
[写真:定植5日後のサニーレタス]

川上村の作業を終えてから中信のりんご圃場に移動しました。
7月28日にダニ剤を散布したので、その効果の確認です。
処理12日後の調査になりましたが、しっかりと効いていました。
ちなみに薬剤を処理していない木では、7月28日から比較するとハダニの数は4倍程度に増えていました。

薬剤無散布のりんごについたハダニ
[写真:薬剤無散布のりんごについたハダニ]

ダニは生活環が短いため、僅かな期間でも一気に増えてしまう厄介な害虫です。
また、農薬に対する抵抗性の獲得が他の害虫に比べて早いのでローテーション防除が非常に重要になります。

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