NICHINO 日本農薬株式会社

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日農フィールドレポート(過去の記事)

2021年6月12日の記事

今回は法隆寺で有名な奈良県安堵町に訪問しております。
この近辺は水利の関係のため、6月の上旬から中旬にかけて田植えを行っています。
そのため、周りの圃場の生産者さんたちも田んぼに入って代かきや田植えなどの作業を行っていました。
 
本日は私たちも試験区の田植えを行いました。
基本的には、田植え機で苗を植えていくのですが、機械が入りにくいコンクリート製の畔際や角の部分、
地面が凸凹している部分などは苗がきれいに植えることができません。
そのため、水田に入って手作業で補植を行う必要があります。
手作業での田植えは簡単そうに見えますが、実際にやってみると中々難しく、真っ直ぐ歩くことさえも一苦労でした。


[写真:補植前の植え残しの様子]
 
半日かけてなんとか試験区2面の田植えが終わりましたが、補植を終える頃には身体はもうヘトヘトでした。
本日の田植え作業で農作業の大変さと生産者さんの凄さを身に染みて感じました。
来週はこの試験区に水稲用初期除草剤の散布を行う予定です。
田植え時には雑草は全くと言っていいほど生えていませんでしたが、
雑草は気付いたら大量に発生してくるため侮れません。
 

[写真:田植え後の水田の風景]

これからの時期は水田雑草がどんどん発生してくるため、雑草が繁茂する前に除草剤を散布することをおすすめします。
水田雑草は大きくなると防除が難しくなるため、早めの除草が非常に重要です。
また、西日本では今年もウンカの飛来が懸念されています。
奈良県でも既にトビイロウンカの飛来注意報が発令されているため、防除所やJAからの情報にアンテナを張っておきましょう。
雑草防除、病害虫対策と必要な作業は多いですが、梅雨で蒸し暑い日が続いていますので、
熱中症には気をつけてこまめな水分補給と休憩を忘れないように農作業を行っていきましょう!

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