Recruiting information

経理部では、東証プライム市場に上場している当社の経理・財務にかかわる業務全般をカバーし、管理会計業務、財務資金業務、決算業務、経理業務などを行っています。どの業務でも自分たちがまとめた結果が経営判断を支え、投資家の動きにも影響を与える重要な役割を担っています。その中で私が担当するのは、現金出納や国内外の取引先への支払い、従業員が立て替えた経費のチェックや精算などの経理業務のほか、銀行口座残高管理・帳簿との照合・資金繰り表の作成といった財務資金業務など多岐にわたります。これらを期日内に正確に進めていくことが、私にとっての最大のミッションです。日々、大きな金額を動かしていますが、少しのミスも許されません。ルーティンワークもあるなかで、どうすれば業務を効率化できるのかを考えながら取り組んでいます。入社したばかりの頃は、きちんとチェックしているつもりでも、後でミスに気付いたり壁にぶつかったりすることもありました。しかし、少しずつできることが増えていき、担当している伝票の処理の仕方や経費精算のやり方などについて、担当者である私に問い合わせが入るようになり、自分が会社の中で役割を果たせていることを実感できています。

単に伝票を処理するだけでは済まないのが私たちの仕事です。たとえば資金繰りの業務では、売上が入金される期日よりも支払いの期限が早い場合などは、一時的に資金が不足しないように、早めに計画を立ててしっかりと管理しなければなりません。海外との取引などイレギュラーな対応の場合には特に気が抜けません。入金遅れなどが発生しないように関係部署と連携して目配りをするなど、細かな視点で仕事をするのがモットーです。外国為替の相場の変動なども資金繰りなどの業務に影響を及ぼすため、市場の動きを日々チェックし、問題が起きないように上司と綿密な相談をしながら方向性を決めていきます。この業務でスキルアップするために、入出金の予定を的確に管理・分析し、数か月先までより精度の高い計画が立てることにチャレンジ中です。また、新製品に関する取引で関連部署から連絡がきたり、仕入や売上が増えたりという入出金があると、会社のビジネスの動きを感じることができます。どれも会社にとって重要で責任の重い業務なので、毎月の締め処理を無事に終えられただけでも達成感があり、自分たちが会社を支えているのだという実感が得られます。

会計や税務に関する法令は改正になることも多く、それらに対応するには専門知識も欠かせません。法改正によって新たにシステムが必要になった場合などは、社内のシステム部門と一緒に導入の検討を行うケースがあります。そうした時には新しい知識を身に着け、経理担当としての立場から意見を出して、ディスカッションを行っていきます。法令の改正に備えながら新しい知識を吸収することで専門性を高め、課題を解決するためのシステム構築に貢献できるのが面白さにつながっています。さらに、ペーパーレス化を見据えた新しい基幹システムの導入などでも、ミーティングの際に経理担当の意見を求められます。こうしたシステム構築では、それを使う側である私たちが関わっていかなければ使いやすいものを実現できないため、積極的に自分の意見を言うことが求められます。当社には若手の意見を聞いて仕事を任せてくれる上司や先輩が多く、自分の考えを反映させていけるところに風通しの良さを感じています。これからも積極的に専門性を高めるとともに、経理全般に関する業務知識を深めて、「Nさんに聞けば大丈夫」と言われるような存在になりたいと思っています。