NICHINO 日本農薬株式会社

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日農フィールドレポート(過去の記事)

2021年11月5日の記事

今日も横浜圃場で「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリの性能テストです。
それにしても10月中旬くらいから一気に涼しくなりましたね。

少し前までは、あぶらな科野菜にウワバやハスモンヨトウやオオタバコガといった
大型のチョウ目を頻繁に見られたのですが、今はかなり少なくなりました。
ただニセダイコンアブラムシは先週来た時に比べると少し増えている印象です。
 
今回はねぎの病害と食害を診断してみます。
ねぎは栽培期間が長いため様々な病害虫のリスクを抱えています。




圃場を巡回しながら、いくつかの病斑や食害を撮影しました。
アプリの診断画面から「ねぎ」の「病害・食害」を選択します。
そしてギャラリー画像から先ほど撮影した画像から4枚を選び、
ピンチアウト等の画像調整をしてから診断スタートです。


 
診断結果は、ネギハモグリバエの食害、黒斑病が2つ、ネギアザミウマの食害と出ました。
この回答が正解しているのか、ひとつずつ図鑑で確認してみます。
黒斑病と似ている病害で葉枯病がありますが、図鑑の情報だけで正解かどうかを決めるのは難しそうです。
次回は簡易な顕微鏡を持参して、より詳細に観察できるようにしようと思います。
ただ防除薬剤については黒斑病と葉枯病の両方に効くものが多いので、防除上は大きな問題は無さそうです。
ネギハモグリバエとネギアザミウマの食害は両方とも正解しているようです。
ただネギアザミウマの食害の自信度が6%と低かったので、もっとAIを鍛えなければならないと感じました。

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