NICHINO 日本農薬株式会社

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日農フィールドレポート(過去の記事)

2021年12月21日の記事

今日は神奈川県の圃場で「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリのテストをしました。
12月に入りかなり寒くなってきましたが、まだまだ圃場には害虫も病害も発生しています。


[レイミーのAI病害虫雑草診断アプリのアイコン]

圃場内を歩き回っているとブロッコリーにコナガが付いていました。
コナガはイモムシ状のチョウ目害虫です。
老齢幼虫でも1cm程度であり、同じチョウ目のオオタバコガやハスモンヨトウに比べるとかなり小型です。
このような小さな虫でも診断して当てられるのでしょうか?
撮影時の最大のポイントは「ピントを合わせる」ことです。
コナガのように対象物が小さくても、少しカメラを離してしっかりとピントを合わせて撮影します。



その後、診断をする際には2本の指を広げる「ピンチアウト」という操作をしながら、
診断したい対象が中央に大きくなるよう調整します。
こうすることで正答率が大きく向上します。
うまく調整できたので診断してみます。
 


AIの自信度93%でコナガと判定されました。
正解して良かったです。
対象物が小さいからといってカメラを近づけすぎるとピンボケしてしまうので注意が必要です。
今後も性能チェックをしながら今後もアプリをどんどん改良していきたいと思います。

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