NICHINO 日本農薬株式会社

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労働安全衛生、保安防災CSR
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労働安全衛生、保安防災

グローバルゼロ災の推進

当社の国内グループでは、レスポンシブル・ケア活動の一環として「労働安全衛生、保安防災コード」の中で、労働・通勤途上災害ゼロ、設備の重大事故ゼロを目標に掲げて活動をしています。
オフィス、研究所など事業所の形態に関わらず全事業所で定期的に安全衛生委員会を開催し、「ヒヤリハット*1」、「先取りヒヤリ*2」を報告して危険情報を共有するなど、災害の未然防止に注力しています。
また全営業車にはドライブレコーダーを搭載して保険会社による運転操作の採点を安全運転の啓発に活かしています。

*1 もう少しでケガをするところだった、ヒヤッと、ハッとした経験。
*2 ヒヤッとするかもしれない、ハッとするかもしれない事象を経験する前に予測すること。

海外グループ製造会社では、ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)等を活用した取り組みで災害ゼロを推進しています。今後もレスポンシブル・ケア活動の海外展開を図り、日本農薬グループ一丸となってレスポンシブル・ケア活動を通じた労働安全衛生・保安防災活動を推進していく計画です。

グローバル労働安全監査体制の構築

当社グループでは国内グループ全事業所を対象に、労働安全衛生を含むレスポンシブル・ケア活動全体の現地監査と書面監査を環境安全・品質保証部が実施し(計2回)、監視牽制機能の強化を図っています。
各事業所では災害ゼロに向けた取り組みを推進し、災害が発生した場合は原因究明の上、再発防止策を策定・実施し、必要に応じて他事業所・職場への水平展開を行っています。また監査では、事故・災害の現場確認を含め、事業所の活動がより安全になるよう指導しています。
今後は、レスポンシブル・ケアやISOの手法を活用したグローバルな監査体制の構築、海外グループ事業所の監査を計画しています。

研究段階・生産現場での事故回避・撲滅

当社グループの研究拠点では、研究活動の安全管理を高いレベルで実施するため、危険物取扱者など国家資格の取得を奨励し、有資格者を増やす取り組みを継続的に実施しています。
事業所安全衛生委員会を中心に、KY(危険予知)活動、リスクアセスメント、安全教育、安全パトロールなど事故回避を意識した安全活動を推進しています。他事業所で発生した災害が研究所でも起こり得るのではないかとの視点から、他事業所で起きた災害事例をテーマとしたリスクアセスメントの職場討議を行う等、常に広い視野で安全活動に取り組んでいます。
通常の安全管理に加え、研究者や環境に対する安全性を確認し、その初期段階から多角的な安全性研究に取り組んでいます。また必要な試験については社内規程を作り、自主監査(小規模野外試験監査など)も実施して、事故やトラブルを防止する取り組みを継続しています。

一方、生産拠点では全ての拠点でISO45001を取得しており、労働安全衛生マネジメントシステムを運用した安全活動および設備保全を推進しています。ニチノーサービスではリスクアセスメントを5段階評価で実施しており、レベル3以上の撲滅を会社方針として、アセスメントの結果を踏まえた作業手順の見直し、設備改良などでリスク低減に努めています。
化学物質等に起因する従業員の健康障害、火災・爆発およびその他災害を未然に防止するため、自主的に「化学物質等取り扱い作業管理基準」を定め、取り扱う化学物質毎に「作業場環境基準値」を設定して管理しています。また生産効率だけでなく安全面も考慮したスマート工場(自動化・ロボット化)の検討を始めています。

海外の生産拠点では、各事業所で事故回避・撲滅に努めていますが、今後は定期査察・監査を通じて事故回避・撲滅の取り組みを進めていく計画です。

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