NICHINO 日本農薬株式会社

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リスクマネジメントサステナビリティ
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リスクマネジメント

基本的な考え方

NICHINO グループでは、リスクマネジメントを経営の重要な業務と位置付け、事業活動に潜在するリスクへの予防と、顕在化したリスクによる損失の最小化に注力しています。グループ全体のリスク管理方針と体制は「リスクマネジメント規程」に基づき、リスクマネジメント委員会が中心となって、リスクの把握・評価・対応策の策定・実行を行っています。

リスクマネジメントの取り組み

2024年度は、以下の活動を通じてリスクマネジメントの強化を図りました:
職場リスクマネジメントミーティング(RMM):年2回実施し、経営リスク・部門リスクの周知と議論を通じて現場のリスク意識を向上
グループコンプライアンス・リスクマネジメント協議会:国内外のグループ会社と連携し、法令対応やコンプライアンス案件の共有を推進
リスク分類の再整理:事業特性を踏まえた「経営リスク」と「部門リスク」への再分類を実施し、体系的な管理を強化
海外拠点への監査・指導:Nichino India Pvt. Ltd.(NIN)への監査、生産環境整備の強化、米国洋上在庫管理の改善など、グローバル展開に伴うリスク対応を強化

マネジメント体制の概念図

マネジメント体制の概念図2

2024年度のNICHINOグループの経営リスクと対応策

情報セキュリティ

NICHINO グループでは、情報資産の保護を経営の重要課題と位置付け、グループ標準モデルに基づく情報セキュリティ強化を推進しています。
中期経営計画では、ゼロトラストセキュリティモデルの導入を柱とし、国内グループ会社ではSASE(SecureAccess Service Edge:社内外アクセス制御)をすでに展開済みです。また、日本農薬単体ではXDR(ExtendedDetection and Response: 高度脅威検知)やSOC(Security Operation Center:監視センター)の活用を開始しており、現在はこれらの仕組みを国内グループ会社にも展開することを検討しています。
近年、サイバー攻撃の高度化・巧妙化が進む中、グループ全体での対応力強化が求められています。2024年度にはニチノー緑化においてランサムウェア感染によるサイバー攻撃が発生しました。この事案は、セキュリティ対策の必要性を再認識する契機となり、インシデント対応体制の見直しと、早期検知・封じ込めを目的とした技術的対策の標準化の検討を加速するきっかけとなりました。
海外連結グループ会社に対しては、2025年度中にIT・セキュリティ体制の現状把握を目的とした調査を実施しています。また、国内外を含むグループ全体に適用する「NICHINO グループ情報セキュリティ規程」の策定を進めており、情報資産の保護、サイバー攻撃への対応、インシデント報告・対応プロセスの標準化を通じて、グループ全体のセキュリティガバナンス強化を図っています。
さらに、セキュリティ意識の定着を目的として、事例紹介動画やメールによる啓発活動を継続的に実施しています。従業員一人ひとりが身近なリスクを理解し、日常業務において適切に対応できる環境を整えることで、今後も技術と人の両面から、情報セキュリティ体制の継続的な強化と定着に取り組んでまいります。

BCP(事業継続計画)の拡充

NICHINO グループでは、首都直下型地震や感染症などの緊急事態に備え、「緊急事態対策規程」および「大規模災害対策要領」を整備しています。2024年度は以下の取り組みを実施しました。

  • 本社での消防訓練と動画研修の実施
  • 防災備蓄品管理の効率化(個人管理から行政推奨方式へ)
  • 出社と在宅勤務の併用による柔軟な働き方の継続
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