NICHINO 日本農薬株式会社

文字サイズ

社会のニーズに対応した技術と製品開発CSR
CSRサイトマップ

社会のニーズに対応した技術と製品開発

グローバルな研究開発活動

総合研究所・生産技術研究所(大阪府河内長野市)

安全・安心で安定的な食の確保と豊かな生活を守るため、時代のニーズを捉えた新農薬の創出は当社グループの大きな使命です。

当社は研究開発型企業として、最先端の研究を実践する総合研究所や製造分野を担う生産技術研究所の機能を充実させ、またグローバルな市場ニーズに応える開発体制を強化することで、世界の食料生産に貢献する技術の創出に挑戦し続けています。

環境調和型製品の開発

総合研究所での研究風景

農薬は、病害虫・雑草への効果だけではなく、使用者や消費者に対する安全性はもちろん自然環境への負荷低減も同時に求められています。当社グループでは、研究段階の早期から化学、生物、安全性および研究支援部門が連携し、国内外の法令対応のみならず、最新の科学的知見を活用して「環境・安全・健康」により一層配慮した環境調和型製品の開発を目指しています。なお研究段階における性能評価に際しても、社内規程を作り、自主監査を実施して、SDGsに掲げられた「つくる責任つかう責任」を果たす取り組みを進めています。

動物実験に関する倫理的配慮

認定証

当社は「動物の愛護及び管理に関する法律」およびそれに関連する指針等に則り、動物実験に関する社内規程を定めています。培養細胞やコンピューターモデルを活用した技術開発や研究への取り組みにより、動物愛護にも配慮しています。

先進技術への取り組み

当社グループの総合研究所では、スマートフォン用のアプリケーション「レイミーのAI病害虫雑草診断」サービスの高度化に、スマート農業推進室や関連部署と連携して取り組んでいます。また合成分野におけるAI創薬技術や安全性・生物分野におけるオミクス研究、計算科学分野への取り組みを拡充することにより、探索研究を加速しています。

作物保護資材への取り組み

当社グループ製品である「フロストバスター」は、缶コーヒー製造時の副産物である「コーヒー粕」の有効活用と過冷却促進作用*による作物の霜害対策という新たな提案により開発された、持続可能な循環型社会の実現に貢献する製品です。

*: 霜や氷が生成する際には、はじめに極めて小さな氷のタネ(氷核)が生成し、それが少しずつ大きな塊になっていく過程をたどります(氷結晶の形成・成長)。この氷核からの氷結晶の形成を妨げ、氷点下においても水を凍らせない作用が過冷却促進作用です。

PAGETOP