NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年4月19日の記事

今日の午前中は南佐久郡南牧村に行きました。
目的は4月8日頃に定植されたレタスへの試験薬剤(殺菌剤)の散布作業です。

定植初期のレタス
[写真:定植初期のレタス]

前回訪問した際には薬害試験を行いましたが、今回は薬剤の効果確認試験です。
この地域の4~6月の気温や湿度は、すそ枯病や菌核病が蔓延しやすい環境になるので、圃場の管理には注意しなければなりません。
ちなみに4月は気温の高い日が続いているので例年よりも作物の生育が早いとのことでした。

午後は中野市に移動してりんご圃場の巡回をしました。
例年は4月下旬が開花期になりますが、今年は今週末には開花しそうな勢いです。

開花直前のりんごの花
[写真:開花直前のりんごの花]

作物の生育が例年とは大きく違うので、薬剤防除のタイミングが取りづらくなっています。
さらに今年の4月は気温が高いだけではなく適度に降雨もあるので、黒星病が発生しやすい環境になっています。
黒星病は最終的には果実に被害をもたらすやっかいな病害ですが、重点防除時期はこの開花前後になります。
私たちも須坂市でりんご圃場を管理しているので、合間を見つけて早目に黒星病の防除をしたいと思います。

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