NICHINO 日本農薬株式会社

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日農フィールドレポート(過去の記事)

2019年5月8日の記事

今日は下伊那郡豊丘村のりんご圃場で黒星病と褐斑病への薬剤の効果を調べるための散布作業です。

当日のりんご圃場
[写真:当日のりんご圃場]

少し涼しい日が続いたためか5月1週目と思われた落花時期が少し遅れたようです。

落花後のりんごの様子
[写真:落花後のりんご]

圃場を観察しているとハマキムシと思われるチョウ目害虫が発生していました。
ハマキムシは花そうや新鞘を加害し、中齢以降になると、その名の通り葉を巻いてその中で過ごすので、薬剤がかかりにくくなってしまいます。
そのため発生初めの4月中旬~5月上旬の防除が重要になります。
前回の防除ではハマキムシに有効な薬剤を使用していなかったので、今日は入れなければなりません。

ハマキムシと思われるチョウ目害虫
[写真:ハマキムシと思われるチョウ目害虫]

これからは病害虫の防除だけではなく、摘果が重要になってきます。
摘果とは良い果実を選抜して、余分な果実を落とす作業です。
これを丁寧にすることにより大きくて形の良い果実をつくることができるので、りんご栽培においても極めて重要な作業の一つです。
摘果は時間がかかり大変なので、次週以降にお手伝いをしようと思います。

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