NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年9月6日の記事

9月4日に非常に勢力の強い台風21号が徳島県に上陸し、その後、関西から北陸に向けて北上していきました。
この台風は各地で大きな被害をもたらせましたが、長野県でも非常に強い風が吹いたようです。
その情報を受けて、収穫まで2ヶ月を切った須坂市のりんごを心配しながら圃場の確認に向かいました。
「果実が落ちているだろうなぁ」と考えましたが、その予想が外れることを願いつつ圃場に到着しました。

台風で落ちたりんご
[写真:台風で落ちたりんご]

結果は予想通り果実は落ちていました。見たところ落ちたのは1割くらいといった様子です。
このタイミングで収穫できなくなるのは本当に残念で落ち込みます。
さらに樹上に残った果実も、強風で葉や枝に擦れたため傷がついたものが目立っていました。

樹上に残ったりんご
[写真:樹上に残ったりんご]

農業は自然との共存であり戦いであるということを痛感しました。
今後は穏やかな気象になることを祈ります。

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