日農フィールドレポート(過去の記事)

2019年5月1日の記事

ぶどうやももの病害虫の調査のために勝沼町に行きました。
ゴールデンウィーク中なので渋滞を予測し、早朝に埼玉県の自宅から業務車で向かいましたが、連休の真ん中だったためか思っていたよりも渋滞が少なく、予定よりもずいぶん早く現地に着きました。

当日のぶどうの葉
[写真:当日のぶどうの葉]

まずはぶどう圃場の病害虫と生育の調査です。
今のところ目立つ病害虫の発生は見られませんでした。

ぶどうの枝止め作業
[写真:ぶどうの枝止め作業]

枝止め作業をしながら生育状況の確認をしました。
展葉は3枚程度であり、来週には次の薬剤防除の適期になりそうです。

午後はももの圃場に行き、カイガラムシとうどんこ病の調査をしました。
介殻をめくって様子を観察すると、孵化して歩き回る幼虫が多く観察されました。

ウメシロカイガラムシの孵化幼虫
[写真:ウメシロカイガラムシの孵化幼虫]

今年の歩行幼虫のピークは4月下旬だったのではないかと想定できます。
4月26日に殺虫剤を処理したので、今後効いてくることを期待します。
うどんこ病については今のところ発生は全く見られません。
うまく殺菌剤が効いてくれたのだと思われます。

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