日農フィールドレポート(過去の記事)

2019年3月28日の記事

この日は、弊社で管理している勝沼町のぶどう圃場を訪問しました。

剪定が終わったぶどう
[写真:剪定が終わったぶどう圃場]

圃場図を作成するために面積を測定し、さらに枝の混み具合を確認しました。
この圃場図を基にしてこれからの農薬の試験を設計していきます。
2週間前に訪問した際は剪定が途中まででしたが、今日圃場を見るとキレイに剪定が終わっていました。

ぶどうの粗皮
[写真:ぶどうの粗皮]

ぶどうの木は写真のように粗皮が剥がれやすくなっています。
この粗皮の隙間には薬剤が届きにくいので、クワコナカイガラムシやクビアカスカシバといった害虫の絶好の隠れ家になってしまいます。
そのためしっかりと農薬の効果を出すために「粗皮けずり」という作業をします。
まだこの圃場では粗皮けずりは十分にできていませんが、圃場主様に話を聞くと、昨年はクワコナカイガラムシが多発したとのことなので今後の管理に気を付けなければなりません。

当日のももの芽
[写真:当日のももの芽]

その後、同じく勝沼町のももの圃場に行きました。
ここではウメシロカイガラムシへの休眠期における薬剤の防除効果を確認しています。
今年のももの開花時期は4月2~3日でほぼ平年並みだろうとのことです。
この圃場も、もうすぐ開花しそうな様子でした。

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