NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年8月22日の記事

本日はりんごの褐斑病の調査で安曇野市に行きました。
品種はふじですが、少しだけ赤く色付いていました。
生産者様の話によるとこの圃場では摘果が遅れてしまったので、例年よりも少し小さめの果実になったそうです。

少し色付いたりんご(ふじ)
[写真:少し色付いたりんご(ふじ)]

褐斑病の感染は5月から始まり、病徴が目立ってくるのは8~9月くらいからになります。
発病直後は葉が部分的に黒く褐変化し、病徴が進展すると黄変し落葉してしまいます。

りんご褐斑病の被害葉
[写真:りんご褐斑病の被害葉]

葉が少なくなると光合成で得られるエネルギーも少なくなるので果実の味や大きさに影響するので、この病害はしっかりと防除しなければなりません。
ここの圃場での試験薬剤の散布は、褐斑病の感染が強まってくる7月上旬に行っています。

川上村レタス試験圃場
「写真:川上村レタス試験圃場」

午後は川上村のレタス圃場で先週から実施している菌核病の試験の続きをしました。
先週はまだ結球初期の段階でしたが、今日は全ての株が完全に結球していました。
この時期の野菜の生育スピードの速さに驚かされます。

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