NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年7月27日の記事

今日は立科町のりんご生産者様と情報交換をさせていただきました。
今年は高温少雨がずっと続いているので、高温時に増えやすいハダニの被害が多く、また雨が少ないので果実があまり大きくならないそうです。

りんご(ふじ)
[写真:当日のりんご(ふじ)の様子]

8月もこの傾向が続けば、つがる等の早生品種の色付きに影響します。
りんごの鮮やかな赤色の主成分はアントシアニンですが、このアントシアニンは30℃以上の高温だと発現しにくくなることが知られています。
そのためこの7月の高温状態が8月に入ってからも続いてしまうと、8月中に収穫する早生品種の着色が悪くなる可能性があります。

りんごは本来、寒冷地での栽培に適する作物です。
地球温暖化により今年のような高温が当たり前になってくると、これまでの栽培方法を大きく変えなければならないかもしれません。

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