NICHINO 日本農薬株式会社

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明日の信州の農業を考える(過去の記事)

2018年6月20日の記事

暑い日が続いていますが、この日は降雨があり気温が20℃前後と涼しい日になりました。
今日は中信地域で水稲除草剤の試験圃場5か所の巡回です。

水稲試験圃場
[写真:水稲試験圃場]

今回巡回したエリアでは雑草イネ、オモダカ、クログワイ等が問題化しています。
雑草イネについては長野県では昔から難防除雑草とされてきましたが、近年は他の地域でも問題雑草になってきています。
雑草イネはその名の通り雑草化したイネです。
水稲除草剤はイネを枯らさないようにできているので、そのため発芽した雑草イネを薬剤で枯らすことはできません。
ただ発芽前であれば有効な薬剤はいくつかあるので、それらの剤をタイミングよく使用することが重要になります。
いったんこの雑草が増えてしまうと、減らしていくには大変な労力を必要とします。
薬剤防除だけに頼らず、耕種的な防除や手での抜き取りもしながら、問題化する前に撲滅しなければなりません。

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